まだ何もできないと思っていたうちの子がもう幼稚園に…、日々成長していくわが子を眺めることはご家族の皆様方にとって感慨深いことと思います。 今までは家庭だけが生活の場であった子供たちが、幼稚園というより大きな世界、大きな人間関係の中に飛び込んでいきます。幼稚園で過ごす毎日には、うまく いかないことも沢山あるでしょう。御父兄の皆さんにとっても、悩んだり、はらはらしたりという日もあるでしょう。そんなときこそ、幼稚園と連絡を取り合い ながら歩んでいきましょう。 「船は港にいれば安全だけれど、そのために造られたのではない」、そんな言葉があります。船は大きな海に船出するために造られます。子供たちにとって家庭 は港であり、幼稚園は海です。卒園式の日、子供たちがこんなにたくましく育ってくれたと、「喜びの涙」を流せるよう、御父兄の皆さんと手を取り合っていき たいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。 |
園長 加藤 信也 |
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